【2020年7月5日】バーベ9条(バーベキュー条)を行いました


新型コロナ感染拡大の影響受け2020年の「バーベ9条」は果たして実施できるのか、「バーベキューを楽しみつつ平和を語るイベント」の開催と感染防止策についてスタッフは話し合いました。

協議の結果、参加者に感染防止対策に協力してもらい開催することになりました。具体的には皿や箸などの食器類持参、飲み物持参、食べる時に使う箸と調理・取り分け用の箸を分ける、調理する人は手袋とマスク着用、ゴミを各自持ち帰る、アルコール消毒の実施などです。

参加者は18人と例年よりも少なかったのですが、爽やか初夏の天気のもと、仲間と語り合いながら共にバーベキューを楽しむことの幸せを実感しました。オリジナルの「バーベ9条ビール」も登場しみんなでいただきました。

コロナ禍で利益優先社会の弊害が明らかになりました。一部の大企業や大金持ちを優遇する社会、軍拡にお金を使う社会ではなく、医療・介護・福祉、教育・文化にお金を使う社会に転換することが今まさに求められています。

【2020年8月】“戦争体験”を二分冊で発行します〜「平和への伝言」第12集〜(あさひかわ西地域九条の会ニュースより)


『平和への伝言』の編集委員会、編集長をはじめ各委員は、8月10日に第12集の発行を目指して、連日作業を進めています。
第12集では戦争体験者の聞き取りが多いため、第10集と同様に二分冊にして発行することにしました。コロナウイルス感染対策のため、編集会議もしばらく開かれませんでしたが、6月7日から再開し原稿の点検作業を行い、7月末に印刷完了の予定です。
第一分冊には、太平洋戦争時に一木支隊に所属してガダルカナル島の戦いを生き抜いたSさん(101歳)、父が満州に渡りノモンハン事件後に軍属となったいうOさん(84歳)、女子挺身隊員として千歳から群馬へと青春時代を送ったIさん(92歳)、父は徴用、樺太・敷香から母と命からがら脱出したNさん(84歳)のほか、Kさんの体験談が掲載されます。
第二分冊には、宮田汎さん(83歳)の衝撃的なドキュメンタリーです。樺太・豊原で生まれて間もなく、駅員の父親は中国山東省へ出征し、戦死。母子家庭のため高校3年間、新聞配達をして自力で学費を稼ぎ立命館大に進学。そして、国語教員として名寄高、士別高、丘珠高などで自らの戦争体験を通して平和教育を実践。また宮田さんは、北海道の生活図画事件や名寄の集産党事件などの研究者であり、現在は治安維持法犠牲者国家賠償要求北海道本部の会長もされています。父の戦死に関して、当時の『樺太日日新聞』を調べて偶然にも記事を探し当てたことや、昨年の九条の会「秋の講演会」で話された内容と丘珠高校放送局取材の「木製戦闘機」(誌上再現)も掲載。
第一、第二分冊どちらも貴重な戦争体験の内容です。消費税が10%に増税というきびしい状況ですが、ことしも頒価は1冊400円です。乞う、ご期待!
聞き取りスタッフ大募集。また、第1集から第11集までの申込は事務局まで。

【2020年6月28日】コロナ禍が炙り出したもの(あさひかわ西地域九条の会ニュースより)


コロナ禍が炙り出したもの

代表 齋藤 智

コロナウイルスの世界的感染拡大が続いています。感染予防の為、私たちの日常行動の制約が求められています。
この中で、私たちの細やかな日常の中に幸せがどれほど詰まっているのかを日々実感させられています。友人や仲間との語らいや食事、趣味・芸術鑑賞・スポーツ等が、何の心配もなくやれることがこんなにも貴重なものであることを実感を持って知らされました。
同時に、普段はその複雑さから見えにくくされている社会のしくみや、政治の姿が目に見える形で浮かびあがってきました。
新自由主義の利潤第一、効率第一のやり方が、いかに人々の絆や社会福祉のしくみを壊してきたかが露わになりました。ここ20数年の間に、保健所や保健師さんが減らされ、病院の合併、病床の削減、医師・看護師養成の抑制が、検査や入院・隔離がスムーズに行われないまでに進んでいたことが、事実によって見えてきました。それは、日本に限らずIMFの緊縮予算の押しつけで社会福祉のしくみが壊されたイタリアでの爆発的感染の広がりをはじめとして、新自由主義の発信元のイギリスでもはっきりと示されました。
また、独裁と大国主義が、感染症の世界的広がりを防ぐ障壁となっていることがアメリカ(トランプ)・中国(習近平)・ロシア(プーチン)の振舞いの中で明らかになると共に、国民・市民の声と小さな国々の力が良識の大きな流れになってきていることが今後ますますはっきりすることでしょう。
「禍転じて福となす」のように、私たちも希望を持って今をがんばりましょう。