先日の安保改訂50周年6.23旭川集会のパンフレットに矢臼別平和委員会からのメッセージがあり、そこにはタイトルよような一節がありました。
「なるほど、そうだなぁ」と共感できる文章でしたので転載いたします。
矢臼別から
28日間居座った沖縄の米海兵隊は6月15日、撤収を完了しました。移動経費に、私たちの血税を3億7000万円も使いながら、到着日時も移動ルートも一切秘密。白燐弾を撃ちまくり、激しい砲火で7回もの野火を起こし、合わせて54ヘクタールを境きましたが、その火消しは自衛隊。鏡火すると。その原因も知らせずにすぐ砲撃再開。住民に対して米軍指揮官は、「射撃に火事はつきもの。自衛隊にとっていい訓練になった」とうそぶく有様でした。口蹄疫の感染を恐れ、自粛を申し出る住民を尻目に、親光バスツアーや朝路の盛り場沓への外出を平然と強行。北海道防衛局の現地本部は、住民の抗議の声が米軍の耳に入ることを終始妨害しました。
これが日米安保の姿です。屈辱に体件が震えます。私たちは怒りを力に、米軍の訓練期間中、泊まり込みで監視行動を展開、抗議を繰り返し、この様子を内外に知らせ、告発しました。
今、改府は、辺野古に新基地を建設、沖耗県民の負担をふやしつつ、「痛みを分かち合う」という殺し文句で、普天間の基地機能を失白別などに分散させようと目論でいます。これは沖縄の痛みの分散拡大であり、「ガンの転移」であることは矢白別で証明済みです。晋天間基地は、「無条件・即時撤去j以外に解決の方法はありません。沖縄県民の叫びに応え、この北海道からも日米安保廃棄、米軍撤去のたたかいを広げていこうではありませんか。
6・23集会に結集された旭川の皆さんに、矢白別からの熱い連帯のごあいさつをお届します。
2010年6月23日 矢白別平和委負会