月別アーカイブ: 2010年6月

矢臼別の米軍訓練は「ガンの転移」


先日の安保改訂50周年6.23旭川集会のパンフレットに矢臼別平和委員会からのメッセージがあり、そこにはタイトルよような一節がありました。

「なるほど、そうだなぁ」と共感できる文章でしたので転載いたします。

矢臼別から
28日間居座った沖縄の米海兵隊は6月15日、撤収を完了しました。移動経費に、私たちの血税を3億7000万円も使いながら、到着日時も移動ルートも一切秘密。白燐弾を撃ちまくり、激しい砲火で7回もの野火を起こし、合わせて54ヘクタールを境きましたが、その火消しは自衛隊。鏡火すると。その原因も知らせずにすぐ砲撃再開。住民に対して米軍指揮官は、「射撃に火事はつきもの。自衛隊にとっていい訓練になった」とうそぶく有様でした。口蹄疫の感染を恐れ、自粛を申し出る住民を尻目に、親光バスツアーや朝路の盛り場沓への外出を平然と強行。北海道防衛局の現地本部は、住民の抗議の声が米軍の耳に入ることを終始妨害しました。
これが日米安保の姿です。屈辱に体件が震えます。私たちは怒りを力に、米軍の訓練期間中、泊まり込みで監視行動を展開、抗議を繰り返し、この様子を内外に知らせ、告発しました。
今、改府は、辺野古に新基地を建設、沖耗県民の負担をふやしつつ、「痛みを分かち合う」という殺し文句で、普天間の基地機能を失白別などに分散させようと目論でいます。これは沖縄の痛みの分散拡大であり、「ガンの転移」であることは矢白別で証明済みです。晋天間基地は、「無条件・即時撤去j以外に解決の方法はありません。沖縄県民の叫びに応え、この北海道からも日米安保廃棄、米軍撤去のたたかいを広げていこうではありませんか。
6・23集会に結集された旭川の皆さんに、矢白別からの熱い連帯のごあいさつをお届します。
2010年6月23日  矢白別平和委負会

「安保」って一方的になくせるって知ってますか?


安保改訂50年を問う6.23旭川集会

24日に「安保改訂50年を問う6.23旭川集会」に参加してきました。
安保(日米安全保障条約)はそもそも1951年に当時の吉田茂首相が国民にも知らせずに突然米国と結んでしまった、密約と云ってもよいような条約です。憲法に反する法律や条約はあってはならないのですが、この「安保」によって憲法がないがしろにされているのです。

1960年に期限がきたたために改訂されているのですが、日本全国で大きな問題になったそうです。旭川でも連日、多くの市民が集会やデモ行進をしたそうです。結果的には国会で警官隊まで出動する中で強行されてしまって現在に至るのですが、沖縄の普天間基地や矢臼別での海兵隊のひどい訓練など、私たちの暮らしに大きな負の影響を与え続けています。

安保条約は締結してから10年後からは、どちらか一方の国が通告をすれば翌年には廃止できることになっています。市民が、そして国民が1960年のように声をあげれば、米軍基地や「思いやり予算」などのムダをなくして、国民のために活用することができます。

みんなにそのことを知ってもらえたなら、「安保」をなくすことは十分可能です。昨年の選挙で政権交代が可能だったように(交代した政権がどうであったかはともかく)みんながその気になればできるのです。

あなたは、「安保」をなくしたいですか?そして、平和な日本を求めますか?

6・23旭川集会、参加の呼びかけ‏


2010年6月23日は日米安全保障条約改定からちょうど50年目です。
沖縄・普天間基地の問題が辺野古に押しつけられようとしている今、日
本のあちらこちらから声をあげて「安保」そのものを問う必要があるの
ではないでしょうか。
みなさん多数の参加をおまちしています。

と き 6月23日(水)午後6時30分~7時30分
ところ 旭川市役所前広場(市役所と市民文化会館の間)

以下、チラシになります。