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【2014年6月7日】九条ネット北海道 第3回経験交流集会が行われました


2014年6月7日
九条ネット北海道第3回経験交流集会が
札幌のエルプラザで行われ、約180名が参加しました(昨年は140名)。

第一部は
五十嵐仁先生(法政大学大原社会問題研究所)が
「安倍首相のめざす「強い日本」とは何か
ー改憲戦略の目標と特徴を解明するー」
と題して講演しました。
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まず
集団的自衛権行使容認による憲法9条の空洞化が差し迫った脅威であること
集団的「自衛権」は集団的「他衛権」といってもいい、他国の紛争に進んで介入することである
と指摘がありました。
そして
手続き上の問題として、解釈による改憲は立憲主義の否定であること
が強調されました。
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そして安倍首相がこの間行ってきた「憲法の破壊の政策」は
1)法制度の改変
日本版NSCの新設、武器輸出3原則緩和、集団的自衛権行使容認、自衛隊の国防軍化など
2)自衛隊の「戦力」化
国家安全保障戦略、新防衛大綱、新中期防衛力整備計画(5年間で25兆円)、日本版海兵隊の新設、水陸両用車52両、オスプレイの導入など
3)世論対策と教育への介入
マスコミ対策 主要マスコミとの会食、NHK役員に「お友達」を選任など
秘密保護法と内閣情報局の新設による軍事機密の秘匿と情報の隠蔽
「戦争できる心」づくり 教育委員会や教科書への介入、道徳の教科化
などなどです。
P1130137
こういった暴走を阻止するには
世論を変えて、解散・総選挙に追い込むことが必要。
世論は、9条改憲、集団的自衛権行使容認に反対が多数。
安倍首相は、原発事故対策や震災復興、周辺諸国との関係改善よりも
戦争する国づくりに政治的エネルギーと時間を無駄遣いしている。
事実を知り、教訓を学び、正しい情報を発信することが重要と述べました。

第二部は
第1から第5の分科会に分かれて、各団体の経験交流をしました。
あさひかわ西地域九条の会は、第4分科会で報告。
若い人とのつながりやブログの活用などに注目が集まりました。
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【2014年6月14日】第3回「いらんしょ!集団的自衛権」街頭行動。11時から12時まで。旭川市1条通買物公園にて。前回のシール投票では圧倒的多数が反対しました。 あなたも一緒に歴史を動かす対話をしませんか?


2014年6月14日11時から12時まで
第3回「いらんしょ!集団的自衛権」街頭行動やります!
旭川市1条通買物公園にて。

前回のシール投票では圧倒的多数が反対に投票しました。
あなたも一緒に歴史を動かす対話をしませんか?

20140614いらんしょ集団的自衛権第3回