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2015年9月15日18時から「戦争させない総がかり行動inASAHIKAWA」
今日も多くの市民が反対の声をあげました！
コールはA.F.M.A­の瀬尾さん。「戦争法案、ぜったい廃案！」
9月16日、17日も18時から旭川市1条買物公園で行います。
19日は14時半から旭川市役所前広場に集合して「戦争法案に反対する怒りの緊急サウンドドラムデモ」です！

「あさひかわ西地域九条の会」からスピーチした旭川聖パウロルーテル教会の牧師・白井真樹さんのスピーチです。
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みなさん　こんばんは。ルーテル教会の白井です。お疲れのところお騒がせして申し訳ありません。しかし、私たちの、みなさんの命にかかわることですので、一緒に考えてくださいませんか。

昨日、東京出張からの帰りの飛行機が欠航になり、今朝帰ってまいりました。このため昨夜、思わぬ時間ができたので、国会議事堂に向かいました。そこには戦争法案の廃案を求める、主催者発表で4万5千人程の多くの人たちが集まっていました。そして、日本中に同じ思いの人たちがなお大勢います。にもかかわらず、政府与党は強行採決を考えているとのこと。民意を無視した独裁、ファシズムとしか言いようがありません。民主主義の日本で、こんな暴挙を許してはなりません。

この法案をめぐり、日本が周りの国に攻められたらどうするのか？そのためにもこの法案が必要だと言われます。しかし、この理解は正しくありません。まず、もしそうした事態が起こるなら、これは法案が定める集団的自衛権ではなく、現行の法律の枠内の個別的自衛権で対応できることです。また、それよりもなにも、もし日本が周りの国に攻められたら、もはや一貫の終わりです。こんな小さな島国、すぐに火の海になってしまうでしょう。

ですから、そもそも日本は戦争してはならないのです。そのために、なんとしても努力しなければならない。すると、だから抑止力を高めることが必要だとの声が返ってきます。しかし、これも正しくありません。もし日本が抑止力を高めるということで、軍事力を強化するならば、日本の周辺の国もまた同じことをするでしょう。日本が1の軍事力を2にするなら、周辺国は2の軍事力を3にし、そこで日本が今度は軍事力を3にすると、周辺国はさらに4にする。このように限りのない軍拡競争が繰り広げられ、ますます危険が増していきます。抑止力は、抑止力になり得ません。

また、このためのお金が、一体、この国のどこにあるのでしょうか。教育や福祉の予算を削るのですか。それとも税金を高くするのですか。被災地の復興も、原発事故の被害への対応もままならぬ中で、また、次から次へと大きな災害が起こり、その支援も必要な中で、この国に軍拡競争に参加するだけの余裕はありません。この観点からも法案に反対します。

安倍さんはこの法案は日本の安全、そして国民の安心と幸せのために必要と言っていますが、それは嘘です。法案が決まれば、私たちの安全も安心も幸せもすべて脅かされてしまいます。みなさん、政府の勇ましい言葉、不安を煽る言葉に騙されないでください。決して認めてはならない法案なのです。一緒に反対しましょう。

最後に一つアナウンスさせてください。明日から３日間、朝１０時から夕６時まで市役所向かいのルーテル教会の前で市内の宗教者有志が法案廃案の祈りを込めて座り込みをいたします。みなさん、物珍しさでよいですから、見にいらしてください。また、ぜひ応援してください。

ありがとうございました。
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