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【2016年8月15日】戦争体験談集「平和への伝言」第8集を発行します


あさひかわ西地域九条の会では、旭川近郊と旭川にゆかりのある戦争体験者から戦争体験を聞き取り、戦争体験談集「平和への伝言」にまとめる活動をしています。
戦争体験談集「平和への伝言」バックナンバー

これまでに第1集から第7集まで発行し、2016年8月15日に第8集を発行します。
平和への伝言表紙写真1から8

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ご希望の方は、下記メールアドレスまで、「平和への伝言第○集を○冊希望」と明記の上、
お送り先のご住所、お名前、電話番号を記載してお申し込み下さい。
代金(1冊400円+送料)のお支払いは、お届けの際同封する郵便振替用紙にてお願いします。
送付方法は、普通郵便、レターパック等になります。

info●asahikawa-nishi9.org(●を@に変えて送信してください)

第8集の主な記事は次の通りです。
【朝鮮人のタコ部屋、遺体遺棄を、この目で見た】・・・水上勝さん
戦時中、強制連行され、強制労働させられていた朝鮮人たちのタコ部屋をコッソリ見た。朝鮮人の死体遺棄の現場を目撃したことを公表したところ、右翼的な思想の人たちから、何度も嫌がらせの電話がかかってきたが、「死体遺棄は事実だ。私がその証人だ」と強く言うと、相手は名のりもしないで電話を切った。

【真岡で殉職した友の霊よ 安らかに】・・・水野サダ子さん
1945年8月20日に、樺太・真岡で電話交換手をしていた乙女たちが青酸カリで自殺したが、その内の1人は、私の友達。尋常高等小学校では、彼女が級長、私が副級長だった。ソ連兵からの逃避行は、文字通り命がけのものだった。私も今は91歳になったが、毎年、稚内で行われている、青酸カリで自殺した乙女たちの慰霊祭には、欠かさず参列している。

【伐採や煉瓦運びに明け暮れた抑留生活】・・・門間与吉さん
中国のチャムスへ派兵され、敗戦後、ソ連に抑留されたが、森林伐採や煉瓦積みなど、過酷な労働の日々だった。たくさんの捕虜が死んだ。ただ、その一方で、そのとき接したソ連軍・ソ連兵との比較から、日本の軍隊の規律がどれほど理不尽なものかを悟った。帰国すると、「ソ連に抑留されていた」というだけで、差別され、どこにも就職できなかった。

【戦前も戦中もクリスチャンゆえの迫害にあった】・・・江口建二さん
ウチはクリスチャンだったので、戦前も戦中も迫害され続けた。姉は、旭川庁立高女を受験することさえ出来なかった。そして、それはウチだけではなかった。もっと酷い迫害を受けたクリスチャンもいた。担任の検閲があった、旭川中学時代の日記は、「焼き捨てろ」と命令されたが、1945年の終戦間際のつぶさな記録でもあるので、私は今も保管している。

【今も目に浮かぶキューピーのような死体】・・・淀川徳さん
小学5年生まで、中国の撫順にいた。父が満洲鉄道の職員だったからだ。敗戦後、満洲東北部から避難してきた日本人でマチはあふれた。人々は飢えと寒さで次々死んだ。小学校の校庭で遊んでいると、キューピー人形が落ちているのが目に留まった。拾おうとすると、それは死んだ赤ん坊だった。鴉に腹をつつかれていた。

【2016年7月31日】バーべ九条2016(バーべキューしながら平和を語る)、今年は新しい参加者がたくさん!憲法条文の抽選会もしました。


、バーべ九条2016を行いました。
今年は老若男女問わず、新しい参加者がたくさん!

憲法条文抽選会も開催しました♪
受付で日本国憲法の条文が書いてあるくじ引きを渡し、
主催者が選んだ条文を持っていた人に景品があたるというもの。
その条文が自民党改憲草案でどのように変えられようとしているのか、
旭川の弁護士・畑地雅之さんから解説を一言してもらいました。

私たちはアベ自公政権による憲法改悪を許しません!

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