【2015年5月24日】九条ネット北海道の交流集会が行われ、前半の講演「9条の窮状に九条の会は何ができるのか」では神保大地弁護士が「戦争法案とめるために今すぐ行動を!」と呼びかけました


2015年5月24日、札幌市内で「九条ネット北海道」の交流集会が行われました。
前半は神保大地弁護士(明日の自由を守る若手弁護士の会http://www.asuno-jiyuu.com/)を講師に迎えて
「9条の窮状に九条の会は何ができるのか」と題する講演が行われました。
以下、神保さんのお話を少し紹介します
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「戦争法案止めるために今すぐ行動を!」という熱い呼びかけで講演がはじまりました。
具体的には
①インターネットや電話でマスコミに連絡する
②署名を集める(複数人には複数人で、明るく笑顔で、対話をしながら)
③教育委員会が行っている「教科書展示」を見にいって意見をいう
などです。
「とにかく、今日やること」「学習して満足してはダメ」という指摘もありました。

続いて、自民党憲法草案の危険性にふれ、これが立憲主義を破壊するものであることが改めて強調されました。

そして、憲法が窮状にたたされている、その具体例として、
秘密保護法が強行成立され、
憲法の解釈が閣議決定で変更され、
さらには、日本版NSCにより重要なことは4人で決められることになったこと
などが挙げられました。
今や、NHKは政府にさからえず、
安倍首相を悪く言った人はテレビに出られなくなり(「I am not ABE」と言ったら出られなくなった人もいました)、
「憲法」と名がつくと自治体は後援しなくなっている
という状況にあります。

一方、私たちはなぜ、「戦争はよくない」「人権は守らなければいけない」と思うにいたったのか、それは学校教育によるところが大きい、
その学校教育が、「つくる会系」教科書が採択され大きく変えられようとしている
「つくる会系」教科書の内容は、自民党憲法草案とぴったり重なるものだ、
との指摘がありました。
例えば、育鵬社の教科書には次のことが書かれています。
【平和主義の役割は?】
「戦後の日本の平和は、自衛隊の存在とともにアメリカ軍の抑止力に負うところも大きいといえます。またこの条約(日米安保条約)は、日本だけでなく東アジア地域の平和と安定にも大きな役割を果たしています」
→自衛隊と日米安保体制が平和をつくってきたかのような書き方!平和憲法と多くの人の運動があったから戦後の平和があったんでしょ。(報告者Hの感想)
【愛国心の強調】
「国家の斉唱にあたって、政治信条などにかかわらず、起立して敬意を表するのが国際的な慣例となっています」
→ちがう、ちがう、一部の国だけだって。(報告者Hの感想)
【義務の強調】
「憲法の理念に沿って国民生活を営むためには、この三つの義務に加え、すべての国民が憲法を尊重し、等しく憲法に保障された権利と自由を享受できるよう心掛けなければなりません」
→『立憲主義』知らないのかい?(報告者Hの感想)

6〜7月に、各教育委員会が教科書展示を行い、8月には決定されます。
教育委員会に問い合わせ、意見をいいましょう、と呼びかけがありました。

再度、「いますぐ行動を!」ということで以下の提案がなされました
①連携の重要性(オール沖縄の勝利、大阪都構想反対派勝利など)
②マスコミを使う
③国会議員、地方議員を動かす
④無党派層をつかむ(ネット、デモ、フライヤー(チラシ)など)
目にとまるように、明るく、短いセリフで。

最後に、戦争法案をとめる8月にしましょう、
と結び、講演は終了しました。
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午後からは、4つの分科会に分かれて各9条の会が交流しました
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第2分科会では、地域のネットワークや共同行動などを中心に経験交流しました。

【2015年6月12日】学習決起集会「戦争法制は、なにをねらうのか」講師は弁護士の畑地雅之さん 18:30から旭川市勤労者福祉会館にて


高教組旭川支部が学習決起集会「戦争法制は、なにをねらうのか」を開催します

日時:2015年6月12日(金)18:30から
場所:旭川市勤労者福祉会館(旭川市6条通4丁目 小会議室B)
講師:弁護士の畑地雅之さん
20150612高教組

【2015年5月27日】NPT再検討会議ニューヨーク行動に旭川から参加した、久保田イク子さんの報告集会があります。ときわ市民ホール101にて18時半から。被爆国日本の政府が「核の傘」に依存せず核兵器全面禁止条約を提唱し交渉開始を提起するよう、求めていきましょう。


NPT再検討会議ニューヨーク行動に参加した久保田イク子さんの報告集会

日時:2015年5月27日(水)18時半から
場所:ときわ市民ホール(旭川市5条通4丁目)101研修室
主催:原水爆禁止道北協議会(道北原水協)

2015年4月27日から5月22日まで第9回核不拡散(NPT)再検討会議が開催されています。
2010年のNPT会議で合意した「核兵器のない世界の平和と安全」を実現するための具体化と実行が最大の焦点です。
被爆国日本の政府が「核の傘」に依存せず核兵器全面禁止条約を提唱し交渉開始を提起するよう求めていきましょう。
久保田さんの報告の後、道北原水協2015年度総会も開催されます。