【2020年8月】“戦争体験”を二分冊で発行します〜「平和への伝言」第12集〜(あさひかわ西地域九条の会ニュースより)


『平和への伝言』の編集委員会、編集長をはじめ各委員は、8月10日に第12集の発行を目指して、連日作業を進めています。
第12集では戦争体験者の聞き取りが多いため、第10集と同様に二分冊にして発行することにしました。コロナウイルス感染対策のため、編集会議もしばらく開かれませんでしたが、6月7日から再開し原稿の点検作業を行い、7月末に印刷完了の予定です。
第一分冊には、太平洋戦争時に一木支隊に所属してガダルカナル島の戦いを生き抜いたSさん(101歳)、父が満州に渡りノモンハン事件後に軍属となったいうOさん(84歳)、女子挺身隊員として千歳から群馬へと青春時代を送ったIさん(92歳)、父は徴用、樺太・敷香から母と命からがら脱出したNさん(84歳)のほか、Kさんの体験談が掲載されます。
第二分冊には、宮田汎さん(83歳)の衝撃的なドキュメンタリーです。樺太・豊原で生まれて間もなく、駅員の父親は中国山東省へ出征し、戦死。母子家庭のため高校3年間、新聞配達をして自力で学費を稼ぎ立命館大に進学。そして、国語教員として名寄高、士別高、丘珠高などで自らの戦争体験を通して平和教育を実践。また宮田さんは、北海道の生活図画事件や名寄の集産党事件などの研究者であり、現在は治安維持法犠牲者国家賠償要求北海道本部の会長もされています。父の戦死に関して、当時の『樺太日日新聞』を調べて偶然にも記事を探し当てたことや、昨年の九条の会「秋の講演会」で話された内容と丘珠高校放送局取材の「木製戦闘機」(誌上再現)も掲載。
第一、第二分冊どちらも貴重な戦争体験の内容です。消費税が10%に増税というきびしい状況ですが、ことしも頒価は1冊400円です。乞う、ご期待!
聞き取りスタッフ大募集。また、第1集から第11集までの申込は事務局まで。